注文住宅をハウスメーカーに依頼して建てる場合にかかる費用の相場は、建てる地域、建てる住宅の広さ、何階建てにするかによってほとんどが決まります。
例えば、都市部や都市近郊などに注文住宅をハウスメーカーに依頼して建てる場合、広大な土地というわけではありませんが、土地代が高いのでその分、費用が高くなります。
また、家を建てる際にかかる人件費も都市部の方が高く、広い土地がある地方や田舎とは違った点で相場は高くなっています。
反対に地方や田舎の方は、土地が安く広大な敷地でゆとりを持った注文住宅を建てることができるので、都会に比べて土地代は安くなり、費用は抑えられます。
しかし、その分大きな間取り、高さの住宅を建てるとなると、建物自体の費用が大きくなってしまうため、トータルとして高くなってしまうことがあります。
同じ注文住宅を建てる場合、都会や都市部近郊よりも地方や田舎の方が相場は安くなっています。
ハウスメーカーに依頼して注文住宅を建てると言っても、メーカーによってはある程度作り方が決まっているため、設計の自由度は思うほど高くはありません。
工場で製造した住宅のいわゆる部品を運び、現地で組みなおすような仕組みがほとんどで、昔のように大工が一から建てるということは注文住宅でも最近はあまりありません。
その分、費用を抑えられるのですが、構造が木造ではなく鉄筋など使用する材料によっては費用が異なってきます。
地震が多い日本では耐震や免震構造の住宅が必須となってきて、構造もしっかりとしたものが求められます。
ハウスメーカーによってこれらの構造の仕組みが異なり、選ぶ材料や構造によっては同じメーカーでも住宅の価格は異なってきます。
この点を意識して多くのメーカーに見積もりを依頼して、注文住宅を依頼することが大切です。
また、住宅だけでなくその他必要になる手数料や住宅ローンなどのことも考慮することが必要です。