敷地面積91平米(約27.5坪)〜100平米(約30.3坪)の注文住宅間取りプラン例

まずは用語の説明ですが、「敷地面積」とは単純にその土地の広さの面積のことをいい、「建築面積」というのは、一般的にいう「建坪」のことで、おおよそで言うと建物の1階部分の床面積のことをいいます。

建築面積(建坪)とは?

敷地面積91m²(約27.5坪)〜100m²(約30.3坪)の敷地面積ですと仮に建ぺい率が60%だとした場合は、
54.6m²(約16.5坪)〜60m²(約18.2坪)程度の建築面積をとることができます。
このくらいの敷地面積になると、建ぺい率にもよりますが、2台程度の駐車スペースをとることも可能です。
また、3階建てにすること、部屋数も確保できるので二世帯住宅にも十分対応可能です。

ここでは標準的な建ぺい率60%前後で、敷地面積(建坪)が91m²から100m²の範囲で、注文住宅の間取りプラン例についてご紹介いたします。

敷地面積98平米(約29.6坪)、建築面積(建坪)58.8平米(約17.8坪)の間取りプラン例

敷地面積98平米、建築面積58.8平米の間取りプラン例

こちらの土地は敷地面積98m²、建ぺい率60%ですので、建築面積が58.8m²になります。
2階建てでも十分4LDKの間取りをとれる大きさです。
土地も長方形で、間取りもごく普通の例ですが、敷地面積が100平米近くなると多くの場合は、車を2台おけるスペースをとることができます。
建ぺい率にもよりますが、駐車スペースはいらないという方はその分、部屋数を増やすことも選択のひとつです。
もちろん、自転車を置くスペースであったり、倉庫やガーデニングといった利用の仕方もあります。

敷地面積94平米(約28.4坪)、建築面積(建坪)56.4平米(約17.1坪)の間取りプラン例

敷地面積94平米、建築面積56.4平米の間取りプラン例

こちらの土地は敷地面積94m²、建ぺい率60%で、建築面積が56.4m²のプラン例になります。
この例は完全分離型の2階建て2世帯住宅になります。
1階は親世代が住む1LDKの間取り、2階には子供世代が住む2LDKの間取りです。
完全分離型なので、それぞれの階に風呂、洗面所、トイレ、キッチンがあります。
子どもが2人以上ですと、少し手狭に感じられますが、このくらいの敷地面積があれば2階建てでも2世帯住宅は可能です。
駐車スペースもとれるので、都心部から少し離れた場所で2世帯住宅を建てたいとお考えの方は、是非参考にしてみてください。

敷地面積100平米(約30.3坪)、建築面積(建坪)60平米(約18.2坪)の間取りプラン例

敷地面積100平米、建築面積60平米の間取りプラン例

こちらの土地は敷地面積が100m²、建ぺい率60%ですので、建築面積が60m²になります。
変形地ですので、その土地の形状をうまく使い、駐車スペースを2台確保しています。
間取りは4LDKでこの敷地面積からするともう一部屋くらいほしいところですが、駐車スペースを優先した形になります。
変形地に合わせた間取りの家を建てると、場合によってはコストが割高になる可能性もでてきますので、
この例のように駐車スペースを工夫して、家の形はできるだけ、正方形や長方形に近いかたちにすると余計なコストがかかりにくいです。

敷地面積98平米(約29.6坪)、建築面積(建坪)49平米(約14.8坪)の間取りプラン例

敷地面積98平米、建築面積49平米の間取りプラン例

こちらの土地はL字型になっていて、いわゆる旗竿地(はたざおち)というものです。
旗竿地は道路に接する敷地が細く、その奥の家の敷地まで含めると「旗」に見えることからそう呼ばれています。
この例は、敷地面積が98m²、建ぺい率50%ですので、建築面積が49m²になります。
道路までの細い土地に駐車スペースをおき、奥の土地には可能な限り家を建てるスペースを確保しています。
敷地面積がある程度広いので、建ぺい率が低くても4LDKの間取りはとれています。
旗竿地は、土地の価格が安いことが多く、道路から少し離れたところに家があるというメリットもあります。
旗竿地ならではの間取りもあるので、是非いろいろな業者に間取りの提案をしてもらうことをおすすめします。

敷地面積91平米〜100平米の間取り例を挙げてきましたが、間取りを考えるのは難しく大変な作業です。
特に100平米ほどの土地がある場合は、間取りもいろいろなパターンが考えられ、逆に迷ってしまうということも多いのではないでしょうか。
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希望に合わなかったら、全ての業者を断っても全然問題ありませんし、料金も一切かかりません。
ご自身の希望とする注文住宅が「どういった業者が対応してくれるのか」や「間取りプラン」「おおよその見積もり」だけでも聞いておく価値はあると思いますので、興味のある方は利用してみてはいかがでしょう。
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