家を建てるのにどれくらいの土地が必要になってくるのか、見当がつかないといった方もいるのではないでしょうか。
日本にある家はどれくらいの広さの土地に建てられているのか、
日本政府が出している社会・人口統計体系に「住宅の敷地面積(1住宅当たり)」のデータがあるのでご紹介いたします。
敷地面積とは、建物が建っている敷地の広さのことなので、駐車場や庭なども含んだ土地の大きさです。
■1住宅当たりの敷地面積
北海道 | 294m² |
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茨城県 | 425m² |
栃木県 | 375m² |
群馬県 | 355m² |
埼玉県 | 216m² |
千葉県 | 248m² |
東京都 | 140m² |
神奈川県 | 170m² |
愛知県 | 251m² |
大阪府 | 129m² |
福岡県 | 270m² |
全国平均 | 263m² |
関東地方の1都6県と主要都市を抜き出してみました。
まず全国平均は263m²ですので約79.5坪になります。
かなり大きい印象があります。
特に都心部に住んでいる方にとっては、かなり広いと思われるのではないでしょうか。
都市別に見ていくと地域によってかなり広さが異なります。
東京、大阪、神奈川あたりは土地の値段も高いので、1住宅当たりの敷地面積も小さくなっています。
東京だと140m²となっているので、坪に直すと約42.3坪です。
東京といっても、場所によって地価が異なってきますので敷地面積も大きな開きがありますが、
60m²以下の物が20%程度あるというデータもありますので、140m²というのはあくまで平均値ということになります。
60m²でも坪に直すとだいたい18坪ですので、その土地の建ぺい率にもよりますが、3LDKはとれる間取りの家が建てられることが多いです。
都心部ではよく見られる住宅です。
茨城県、栃木県、群馬県の平均敷地面積は300m²を超えています。
都心部から外れると、車も2台3台というのは珍しくなく庭も大きいことが多いですが、それを考慮しても十分な広さと言えます。
もちろん住む人の人数や予算によって、どのような家が適しているかは変わってきます。
この数値は都市別の平均値ですが、これから家を建てるために土地を買おうとしている方、土地は持っているがその土地にどういう風に家を建てようか迷っている方に参考になればと思います。
敷地面積別の間取りプラン例はこちらも参考にしてください。
» 敷地面積59平米(約17.8坪)以下の注文住宅間取りプラン例
» 敷地面積60平米(約18.2坪)〜70平米(約21.2坪)の注文住宅間取りプラン例
» 敷地面積71平米(約21.5坪)〜80平米(約24.2坪)の注文住宅間取りプラン例
» 敷地面積81平米(約24.5坪)〜90平米(約27.2坪)の注文住宅間取りプラン例
» 敷地面積91平米(約27.5坪)〜100平米(約30.3坪)の注文住宅間取りプラン例