敷地面積81平米(約24.5坪)〜90平米(約27.2坪)の注文住宅間取りプラン例

まずは用語の説明ですが、「敷地面積」とは単純にその土地の広さの面積のことをいい、「建築面積」というのは、一般的にいう「建坪」のことで、おおよそで言うと建物の1階部分の床面積のことをいいます。

建築面積(建坪)とは?

敷地面積81m²(約24.5坪)〜90m²(約27.2坪)の土地ですと、
建築面積に50m²(約15.1坪)程度とれることも多いので、特に都心部ですと一般的な広さの家になります。
東京23区内でしたら広めの家といってもいいでしょう。

敷地面積80m²あれば、建ぺい率にもよりますが駐車スペースはほとんどの場合持てるでしょう。
変形地などで、駐車スペースがとれないは、ビルトインガレージで車を1階部分に置くというのも1つの方法です。
間取りとしては、2階建てと3階建てにもよりますが、3LDKから5LDKくらいが目安になってきます。
ここでは標準的な建ぺい率60%前後で、敷地面積(建坪)が81m²から90m²の範囲で、注文住宅の間取りプラン例についてご紹介いたします。

敷地面積83平米(約25.1坪)、建築面積(建坪)50平米(約15.1坪)の間取りプラン例

敷地面積83平米、建築面積50平米の間取りプラン例

こちらの土地は敷地面積83m²、建ぺい率が60%ですので、建築面積が50m²になり、間取りは4LDKプラス駐車場です。
両隣に家が隣接していますが、玄関前にカースペースをうまく配置しています。
カースペースの分は家小さくなりますが、間取りは4LDKとれているので、5人家族くらいでしたら問題ないでしょう。
どういう家に住みたいかと考えた時に、部屋数(大きさ)と車の有無(台数)は重要な要素になってきます。

敷地面積87平米(約26.3坪)、建築面積(建坪)52.2平米(約15.8坪)の間取りプラン例

敷地面積87平米、建築面積52.2平米の間取りプラン例

こちらの土地は敷地面積87m²、建ぺい率が60%ですので、建築面積が52.2m²になります。
この土地は4軒の家が隣接していて、路地状部分とよばれる道路にでる土地も含まれており、そこを駐車スペースにしています。
建物の1階部分にあたる建築面積は約15.8坪ありますので、間取りは3LDKでLDKも16畳と広めにとれています。

こういった変形地や道路に面していない土地で注意したいのが、道路に2m以上接した土地でなければならないという「接道義務」です。
接道義務を満たしていない土地は新たに家を建てられませんが、中古の家を買った場合は再建築不可になります。

この例は道路に接しているのが2m以上ですので問題ありませんが、土地を購入するときには「接道義務」について覚えておいたほうがよいでしょう。

敷地面積90平米(約27.2坪)、建築面積(建坪)54平米(約16.3坪)の間取りプラン例

敷地面積90平米、建築面積54平米の間取りプラン例

こちらの土地は敷地面積90m²、建ぺい率が60%ですので、建築面積が54m²になります。
土地も長方形ですし、敷地面積90m²あり、3階建てにしていますので、都心部では広めの家になります。
間取りも5LDKで駐車スペースもありますので、子どもが多いご家庭や完全同居型の2世帯住宅にも対応できるでしょう。
駐車スペース以外にも空いたスペースがありますので、駐輪場を設置したり小さいガーデニングスペースをつくることもできます。

敷地面積83平米(約25.1坪)、建築面積(建坪)50平米(約15.1坪)の間取りプラン例

敷地面積83平米、建築面積50平米の間取りプラン例

こちらの土地はかなり変形で敷地面積83m²の土地です。
それでも建ぺい率が60%とれるので、建築面積は50m²になります。
ただ、こういった土地でも空いた土地で家庭菜園やガーデニング、物置、自転車置場など用途はたくさんあります。そういったスペースを考えつつ家の間取りも考えていくと良いでしょう。
ここでの間取りは3LDLで、収納を多く用意したのと、バルコニーを2箇所に設置してあるのが特徴です。
1階にはLDKをもってきて、キッチンはアイランドキッチンです。
アイランドキッチンのメリットは、空間が開放的になることや、家族や来客とのコミュニケーションが取りやすい、自由に間取りが取りやすいといったことがあげられます。
デメリットは、ある程度のスペースがないと作れないことや、匂いが部屋に充満しやすいことがあります。

敷地面積81平米〜90平米の間取り例を挙げてきましたが、間取りを考えるのは難しく大変な作業です。
タウンライフ家づくり」というサイトは、家を建てたい地域に対応できるハウスメーカーや工務店が、無料で注文住宅の「間取りプラン」や「見積もり」を一括で依頼してくれるサイトです。
ハウスメーカーや工務店は家づくりのプロなので、それぞれのご家庭の希望に合った間取りを、過去の事例も参考に提案してくれます。
業者ごとに強みが違うので複数の業者に提案をもらうというのは、注文住宅を作る上で大切なことです。
もちろん、提案してくれた間取りや見積もりが希望に合わなかったら、全ての業者を断っても全然問題ありませんし、料金も一切かかりません。
ご自身の希望とする注文住宅が「どういった業者が対応してくれるのか」や「間取りプラン」「おおよその見積もり」だけでも聞いておく価値はあると思いますので、興味のある方は利用してみてはいかがでしょう。
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