建て替えとリフォームのメリット・デメリット

建て替えでどれくらいのお金がかかるのかは、建て替えの場合の費用の相場で説明いたしましたが、
家の建て替えは安く済ませても2000万円程度はかかってしまうので、リフォームやリノベーションを行い、今ある建物を利用して改築をしたいとお考えになる方もいるのではないでしょうか。
家の建て替えとリフォーム、それぞれメリット・デメリットを挙げてみます。

家の建て替えのメリット

建物そのものが新しく、奇麗になる

これはあたりまえのことですが、古い家を壊して新しい家を建てるわけですから、外観・内装はもちろん、ガス、上下水道などの設備も新しいものになります。
また、建物の気密性や耐震性なども上がるので、安心して住める家になります。

好きな間取りに変えられる

同じ土地であっても、建て替えの場合は部屋数を好きにかえられます。
家族構成が変わると、部屋を増やしたい、減らしたいというのがでてきますが、リフォームよりも圧倒的に自由度が高いです。

家の建て替えのデメリット

費用がかかる

やはり、建て替えいちばんのネックは費用ではないでしょうか。
現状の家を取り壊す費用や、新しい家ができるまでの期間の仮住まいの費用等も必要になってきます。

再建築不可物件

建て替えの際には、その土地で建て替えをできるかあらかじめ確認しておかなければなりません。
建築基準法には「接道義務」といって、原則的に都市計画区域内で建物を建てる場合、4m以上の道路に2m以上接した土地でなければならないというものがあります。
昔はそのような法律がなかったのでよかったのですが、昭和24年と昭和54年に改正された建築基準法によって、同じ土地でも建て替えができなくなる可能性がでてきてしまいました。
特に古くから建てられている家を建て替えたい時は注意が必要です。

リフォームのメリット

費用が安く済むことが多い

リフォームはもとの家をいかして新しくするわけですから、当然建て替えよりも費用は安くなります。
今はリフォームの技術も進んでいるので、内装は新築同様にすることもできます。
ただし、築40年50年の古い家は、基礎や水回り設備が現在のものと違う可能性が高く、そもそもフルリフォームできない場合や、建て替えと費用が変わらないケースもでてきます。

思い入れのある家をそのまま残せる

人によっては家族との思い出の家を取り壊したくないという方もいらっしゃいます。
梁や柱を残して、思い出はそのままに新しい住まいに変えるという方法もあります。

リフォームのデメリット

間取りの自由がきかない

リフォームでも壁を撤去したり、子供部屋を間仕切りしたりと間取りを変えることは可能です。
ただ、元々の家の造りを活かすので、耐久性を考えるとそれほど間取り変更はできない場合が多いです。

家の性能があまりあがらない

リフォームは見た目は新築同様にもできますが、基本的には基礎の部分や柱など見えない部分は元の家のものを使うので、耐震性や気密性など家の性能があまりあがらない場合があります。
家の基礎部分や内部構造を含めたリフォームというのもできないことはないですが、そこまでの変化はなく費用だけ高くついてしまうということも多いです。

建て替えとリフォームのメリット・デメリットを挙げてみましたが、いかがでしょうか。
最終的には、多くの方がどのような家に住みたいかという希望と予算の関係で悩まれると思います。
どちらにしても大きな金額がかかることになることは間違いないので、建て替えとリフォーム、それぞれの見積もりを出してもらってから決めるというのも賢い方法です。

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