建坪が17坪〜20坪ですと2階建てでも3LDKの間取りはとることができ、都心部ですと少し大きめの広さの家を建てることができます。(東京都の持ち家延べ床面積平均は27.4坪)
土地の形にもよりますが、ある程度自由な間取りプランをたてることが可能な大きさなので、ライフプランに合わせた間取りになるようハウスメーカーや工務店に要望をだしましょう。
またこの大きさだと各部屋の収納やウォークインクローゼットなどのスペースもとることができるので、収納スペースも考えて間取りを作成されることをオススメします。
ここでは建坪17坪〜20坪の範囲で、注文住宅の間取り例と住みやすい家にするためのポイントを紹介していきます。
※建坪(たてつぼ)というのは建築面積を坪数で示したもので、延べ床面積というのは各フロアの床面積の合計となりますので、混同しないように注意してください!
建坪19坪2階建ての家
こちらは一般的なパターンの4LDK2階建てです。
キッチンや水まわりは1階に置き、2階はそれぞれ6畳、7.5畳、12畳と3部屋あるので子供が2人いるご家庭でも十分な広さといえます。
キッチンが対面カウンターになっていることも特徴です。
219坪を平米に直すとおよそ62.8㎡なので、厚生労働省が発表している「豊かな住生活が実現可能な居住面積(延べ床面積)」が都市部で95㎡、都市部以外で125㎡ということを考えると、2階建て以上にすれば都市部以外でもおおよそこの広さをクリアできることになります。
建坪18坪2階建ての家
こちらの例は上記で紹介したものと建坪はほとんど変わりませんが、部屋の大きさを大きくとっているので2LDKとなっています。
リビング・ダイニングが14畳と広めで、2階も18畳の部屋があります。
ただ、2この18畳の部屋は間仕切りをすれば3部屋に分かれるようになっていて、お子様の成長に合わせて間取りを変えることができるようになっています。
最近では家族とのコミュニケーションが取りやすいようにあえてオープン化された間取りにしている方も多いので、参考にしてみても良いかもしれません。
建坪17坪2階建ての家
こちらは2階建てですが、1階のLDKに横に畳のスペースを置いてコミュニケーションをとりやすい場所をつくっているのと、1階と2階の間に中2階の収納スペースを設けているところが特徴です。
中2階と3階にも収納スペースがあるので、物が多いご家庭には重宝するスペースになります。
このように中2階がある造りはリビングダイニングの天井を高くして、スペースが広くとることができるメリットもあります。
ミサワホームの「蔵のある家」やアキュラホームの「大収納の家」など大手ハウスメーカーが収納をメインとした商品をでしているので、収納が大きい家を希望される方はチェックしてみてください。
建坪18坪2世帯住宅
こちらの例は1階と2階がほぼ同じ間取りになっています。
それぞれ2DKの間取りなので、完全分離の2世帯住宅としても使えます。
その他にもどちらかの階に住んで、空いた階の部屋を貸す賃貸併用住宅やどちらの階も貸してしまい家賃収入を得るということもできます。
住居スペースがそれほど大きくなくてよいというご家庭では、目的別にいろいろな選択肢がでてくるのでライフプランを考えながら家づくりをすすめてください。
「タウンライフ家づくり」というサイトは家を建てたい地域に対応したハウスメーカーや工務店が、注文住宅の「間取りプラン」や「見積もり」を無料で出してくれます。
複数の業者の見積もりや間取りプランを比較・検討できるので、業者を選定する第一歩として最適です。
もちろん希望に合わなかったら、全ての業者を断っても全然問題ありません。もちろん料金は一切かかりません。
無料ですので、自分の希望とする注文住宅が「どういった業者が対応してくれるのか」や「見積もりはどれくらいになるのか」だけでも聞いておく価値はあると思いますので、オススメのサービスです。
» タウンライフ家づくり