マイホームを注文住宅で建てたいという方が増えていますが、皆さんは建設費用の相場や内訳を詳しく知っていますか。
多くの方がこの質問に明確に答える事ができていません。
なぜならインターネットにすら建設費用の相場を調べようとしても、出てくる費用がばらばらで明確な情報がないのです。
これは注文住宅の場合、人によって家の内装や設備が違うためそんな状況で建設費用の相場を聞かれても答える事ができないためです。
なのでハウスメーカーに設計や建築を依頼する場合、複数社に対して見積もり書の作成を依頼する事をお勧めします。
こうする事によって各々のハウスメーカーの費用の算出方法の傾向や大体の相場という物が把握できる事が多く、そのなかで自分が建てたい家と費用を照らし合わせて依頼するとよいでしょう。
また、ハウスメーカーによっては建設できない家も存在するので、そういった点も踏まえて吟味していく必要があります。
建設できない代表格として有名なのが家の骨組みに鉄骨を使う建築方法です。
多くのハウスメーカーが注文住宅を建築する場合、低コストな木造か軽量タイプの鉄骨を使う事が多いのです。
これは重量タイプの鉄骨の作成には別の専門業者を用意する必要があり、地盤を分析した上で骨組みを建てていくため納期が長くなってしまうためです。
なので注文住宅の見積もりをハウスメーカーに依頼する場合は、できるだけ鉄骨を使った建築ではなく木造住宅で見積もりを依頼する事をお勧めします。
この他にも鉄骨で建てる場合は外壁塗装にサビや火災への耐性を考慮した加工をしなければならず、これらの処理をしっかりとやらないと時間経過とともに鉄骨が錆びて破損し家そのものが全壊してしまうので、鉄骨で建てる場合は入念な打ち合わせが必要な事を十分留意しておきましょう。
ただし鉄骨で作ると柱が少なくなるのでカスタム性の高い家を作るメリットもある上に、火災保険料が安くなるので予算に余裕があるのならば鉄骨を使った家の建築を依頼するのも良いかもしれません。