建坪21坪〜24坪の間取り 注文住宅の実例とポイント

建坪が21坪〜24坪だと都心部だとかなり広めといわれる家を建てることができます。
21坪はおよそ69.4㎡ですので、2階建てでも延べ床面積130㎡はとれる計算になります。
豊かな住生活が実現可能な居住面積が、4人家族で125㎡といわれているのでこの数字も充分クリアできることになります。
間取りでいうと少なくとも4LDKはとれるので、2世帯住宅をお考えのご家庭にも対応できる建坪です。

ここでは建坪21坪〜24坪の範囲で、注文住宅の間取り例と住みやすい家にするためのポイントを紹介していきます。
※建坪(たてつぼ)というのは建築面積を坪数で示したもので、延べ床面積というのは各フロアの床面積の合計となりますので、混同しないように注意してください!

建坪23坪2階建ての家

建坪23坪2階建ての家

こちらはオーソドックスな間取りの4LDK2階建てです。
全ての部屋がある程度の広さになっているので、狭いと感じることは少ないでしょう。
夫婦2人と子供が2・3人の家族が住むのに適した間取りです。
子供部屋2つと夫婦の寝室として部屋を使っても1部屋余るので、残った部屋を客間として利用するのもいいかもしれません。
キッチンとバス・洗面所が近くに配置されているので、家事動線と生活動線が分離され住みやすい家といえます。

建坪24坪2階建て2世帯住宅

建坪24坪2階建て2世帯住宅

こちらは5LDKと書斎つきの家です。
部屋数が多いので2世帯にも対応できます。
この場合分離型ではないので、キッチンやお風呂は共用になりますが、例えば階段を昇り降りしなくてよい1階の和室を親世代の寝室にして、2階を子供世代が主に利用しても部屋数で困ることはすくないです。
建坪24坪あれば2階にもキッチンやお風呂をつけて完全分離の2世帯住宅にすることも可能です。
親子の関係性や生活サイクルを考えて間取りを考えていくとよいでしょう。

建坪21坪ビルトインガレージ付き3階建て住宅

建坪21坪ビルトインガレージ付き3階建て住宅

こちらは建坪21坪のビルトインガレージ付き3階建て住宅になります。
1階に駐車スペースがありますが、3階建てにしてありますので5LDKの間取りになります。
3階を子供部屋としても3室余るので、2世帯でも充分可能な部屋数です。
リビング・ダイニングをある程度の広さにするとどうしても1階にはもってこれず、キッチンと水回りが違う階になってしまいます。
家事動線がよいとはいえない間取りですが、駐車スペースがあるので仕方ないともいえます。
ただ、敷地が限られた中で車を自宅に置けるのは大きなメリットですので自動車が必須のご家庭は参考にしてみてください。

建坪24坪2階建て賃貸併用住宅

建坪24坪2階建て賃貸併用住宅

こちらは建坪24坪で2階建ての賃貸併用住宅です。
間取りが2Kの住居が4つあるので、少し狭いですがどちらかの階に完全分離の2世帯住宅として住んで、空いた階の2つの住居を貸し出すこともできます。
もちろんすべて他の人に貸してしまって家賃収入を得るというやり方もできます。
あまり自分の住居が広くなくてもよいという方は、建坪24坪でもこの例のように賃貸併用住宅は十分可能ですので、ライフプランとご家族の状況を考えて間取りを決めてみてください。

建坪21坪〜24坪の間取り例を挙げてきましたが、間取りを考えるのは知識のない方には難しく、とても大変な作業です。
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「二世帯住宅にしたい」「3階建てにも興味がある」といった希望にも、複数の業者がそれぞれプランを提案してくれます。
建坪21坪〜24坪程度だと同じような間取りで、クオリティーもそれほど変らないのに、見積もりで400万円も差が出たという報告もあります。
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